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女人堂 |
高野七口の一つ、不動口に現存する唯一の女人堂。 かつて七口すべてにあった女人堂は高野山が女人禁制だったころに、女性が真言をひと晩中唱えていた場所。 高野山の外周には女人道があり、女性は峯から峯を巡りながら樹間から垣間見える壇上伽藍や奥の院に手を合わせて参拝したといわれています。 明治になって女人禁制が解かれたあとは、 「女人堂」は参拝者の休憩所に利用されています。 (写真は、不動口に現存する唯一の 「女人堂」… 2015.12.12 写真更新、2005.5.8) |
■ | 霊宝館 |
高野山の春は、紀ノ川の畔からゆっくりと訪れる。 桜の開花は平地より1ヶ月ほど遅く、桜が散る頃には、可憐なシャクナゲが咲き乱れます。 霊宝館には、高野山真言宗総本山剛峯寺、一山の寺院の貴重な仏像・仏画をはじめとした文化遺産を保存管理し、 一般にも公開する目的で大正10年(1921)に開館した博物館相当施設です。 | |
● | 高野山霊宝館のホームページは、http://www.reihokan.or.jp/ |
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徳川家霊台 |
高野山の本寺であった大徳院の裏山に今残る二棟の建物、右が東照宮(家康霊屋)、左が御霊屋(秀忠霊屋)であります。 3代将軍家光公が1643年(寛永20)に創建された。 いずれも約6.7m四方の一重宝形造で、銅瓦葺の屋根の頂に露盤を載せ、周囲に縁と勾欄を配している。 正面の向拝は唐破風造り。 家康は寅、秀忠は兎の干支の彫刻がある。 内部は非公開で、壁面、天井、厨子にいたるまで金銀の蒔絵、極彩色の装飾金具など絢爛豪華な飾りが施されています。 |
番外・高野山「壇上伽藍」 | 番外・高野山「奥の院」 |