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歴史とロマンあふれる 「石見銀山」 |
江戸幕府の財政を約300年にわたり支えてきた石見銀山、最盛期には20万人もの人がシルバーラッシュに沸いたといわれています。 銀山は静かに時を刻んでいます。 横穴式の 「龍源寺間歩 (まぶ)」 とは、銀を採掘する坑道のことをいいます。 間歩跡が、一般公開されているが 273mの坑内の壁面にノミの跡が生々しく残り、かつての繁栄を語りかけてくるようです。 石見銀山遺跡とその文化的景観は、2007年7月にユネスコに登録されました。 |
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石見銀山の玄関口 「薬師湯」 |
ひなびた温泉津温泉街の中でも、ひときわ目を引くレトロ調で洋風建築物である震湯(しんゆ)・ 薬師湯温泉は、古くから石見銀山の玄関口として栄えた温泉津の町並みの中心地に位置し、日本温泉協会の認定で、近畿・中国・四国地域で唯一の最高評価を取得した薬効豊かな湯と共に建築学的にも重要な建物です。 昔から岩間から湯は湧き出してはいましたが、明治5年 (1872年) の浜田大地震の時に地殻変動で大量に噴出し始めた温泉なので 「震湯」 とも呼ばれています。 |