■ | 古都鎌倉の定番スポット「鶴岡八幡宮」 |
1063年(庚平6年)に源頼朝の先祖である源頼義が京都府の石清水八幡宮を勧請して祀った元八幡 (材木座) が始まりといわれる。 その後1180年 (治承4年)、源頼朝が鎌倉に入った時、現在地に移した。 頼朝は八幡宮を平安京の天皇の内裏と位置づけ、幕府の儀式や行事は全てここで行われた。 のちの戦国武将や徳川幕府からも厚い信仰を受け、現在に至る。 鶴岡八幡宮はもともと神と仏がいっしょに奉られていたので八幡宮とよばれ、薬師堂、護摩堂、仁王門などの伽藍があったが、明治維新の神仏分離令によりほとんど破却離散した。 (写真は、「鶴岡八幡宮」表参道… 2008.5.5) TEL:0467-22-0315 |
|
● | 鶴岡八幡宮のHPは、http://www.hachimangu.or.jp/ |
■ |
菖蒲祭と舞楽
|
5月5日は 「端午の節句」 とか 「菖蒲の節句」 ともいわれる。 宮中では古くより競馬・騎射などが行なわれ、節会も盛んに催された。 またこの節句は男児の節句ともされ、武芸の奨励もされるようになった。 当宮に於いては 「吾妻鏡」 によれば文治3年(1187年) 5月5日より神事が行なわれていた記録があり、戦前に於いては 「尚武祭」 とも称された。 当日は午後1時より舞殿で祭典が執行され、夏を迎えるに当り、邪気を祓い、延命長寿が祈願されるのである。 その後に舞楽が奉納される。 当宮の舞楽の歴史は古く、鎌倉時代にまで遡り、当時の舞楽面が伝えられている。 当日は当宮の敬老会の日であり、80歳以上の老人が招待され、鳩杖やお守などを受け、遊戯や舞楽を鑑賞できます。 |