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満月寺 「浮御堂」
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近江八景 「堅田の落雁」 で名高い浮御堂は、寺名を海門山満月寺という。 平安時代、恵心僧都が湖上安全と衆生済度を祈願して建立したという。 現在の建物は昭和12年の再建によるもので、昭和57年にも修理が行われ、昔の情緒をそのまま残している。 境内の観音堂には、重要文化財である聖観音座像が安置されています。 「拝観料300円」 TEL:077-572-0455 |
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びわ湖堅田 「湖族の郷」
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琵琶湖の西岸(湖西)に、堅田(かたた)という地区があります。 琵琶湖のくびれた位置に東西を結ぶ 「琵琶湖大橋」 が架かっていますが、その琵琶湖大橋西詰の南側です。 南北およそ60kmの琵琶湖は、かつて 便利な交通の経路として船の航行が盛んでした。 堅田は、航路の要衝を占める位置にあるため、経済や文化の拠点として栄えました。 JR湖西線の堅田駅から1.5km程の位置に、有名な「浮御堂」をはじめ、いくつかの観光ポイントがあり ます。 |
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瀬田の唐橋
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近江八景「瀬田の夕照」に描かれて、瀬田橋あるいは瀬田の長橋として多くの文学作品に登場した。 最初に架けられた時期は不明だが、日本書紀に登場するのでかなり古いと思われる。 戦略上重要拠点のため、しばしば焼き落された。 宇治橋・山崎橋と並び日本三名橋といわれた。 現在の橋は1979年に架け替えられたものだが、旧橋の擬宝珠を流用した姿は以前の風情をとどめている。 |
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出島灯台
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出島灯台は、堅田漁港から北方に300mほどのところ、湖畔の小さな岬の先端に築130年の灯台です。 1875年(明治8年)に客船「満芽丸」の転覆事故で47人が亡くなり、これを機に船会社が建てたものである。 木造で高さ7.8m、構造は、高床形式で、四隅の柱と中心の支柱の計五本の柱で支え、支柱の頂部に火袋を取り付けたもの。 9戸の家が当番を決め灯し続けてきた。 大正7年に灯油から白熱灯に変わり、15年前からは自動に点灯するようになった。 街灯にはしごを立てかけたよな風景は独特の味わいがある。 (写真は、今堅田の 「出島灯台」… 2011.6.4) |