海住山寺
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海住山寺「国宝五重塔と紅葉」

 

海住山寺(かいじゅうせんじ)

 
  • 海住山寺は寺伝によると735年(天平7年)に第45代・聖武天皇が大仏造立平安祈願の為、奈良・東大寺の初代別当・良弁僧正に命じ、海住山中腹に一宇を建立させて十一面観音菩薩を安置し、藤尾山観音寺と称したのが起源とも言われています。 聖武天皇は奈良・平城京の鬼門にあたる場所に寺院を創建すれば、大仏造立が無事成就するという夢告を受けたとも言われています。 その後1137年(保延3年)に全山が焼失し、1208年(承元2年)に法相宗の僧である解脱上人・貞慶が草庵を結んで中興し、名称を観音寺から補陀落山海住山寺に改めました。 1213年(建暦3年)の貞慶の没後、弟子・覚真(藤原長房)が後を継いで戒律を厳しくし、寺観を整備しました。 1214年(建保2年)に五重塔(国宝)が建立されました。
  • (写真は、海住山寺「国宝五重塔と紅葉」…2023.11.22) 晴、日中気温18℃。

住所:京都府木津川市加茂町例幣海住山20。 TEL:0774-76-2256。 駐車場:無料。

本堂内拝観(本尊重文十一面観音菩薩、他) 500円(入山料を含む)。 拝観時間:9時〜16時30分。
※ハイキング・写真撮影・散策等の方は入山料お一人100円

真言宗智山派の寺院 山号:補陀洛山(ふだらくさん) 本尊:十一面観音菩薩 創建:聖武天皇。

アクセス:バス停(仏生寺/京都府木津川市)徒歩13分。

海住山寺のHPは、http://www.kaijyusenji.jp/



 

 
「総門」は、境内へと向かう道の途中にあります。 入口の「鐘楼と山門」
重要文化財「文殊堂」(鎌倉時代) 本堂「本尊の木造十一面観音像は平安時代の作で、国重文」。

 

 
見晴台の紅葉。 建2年(1214年)、貞慶建立の五重塔は国宝です。塔高は17.7mで、初層の屋根の下に裳階(もこし)と呼ばれる庇(ひさし)が付いています。
見晴台から見た瓶原(みかのはら)の風景.

海住山寺紅葉の見頃

 
  • 海住山寺は紅葉の名所です。 海住山寺の紅葉見ごろは例年11月下旬頃です。 ちなみに標高は約200mです。 海住山寺では山内にカエデ・モミジ・イチョウ・センリョウなどが分布し、紅葉と高さ約17.7mの五重塔(国宝)・文殊堂(重要文化財)・鐘楼・東屋などの光景が美しいと言われています。 ちなみに五重塔は奈良・室生寺に建立されている高さ約16mの五重塔に次いで、日本国内で2番目に小さい五重塔です。 五重塔をバックにした紅葉が大変美しいと言われています。本堂裏のイチョウの大木が落葉すると地上に黄色い絨毯が広がります。 なお海住山寺が建立されている海住山(三上山)からは奈良時代に恭仁京(くにきょう)が造営された瓶原(みかのはら)の地を一望することができます。
  • ※海住山寺は京都の紅葉名所の中で、あまり交通の便がよくないことから比較的混雑を気にすることなく、紅葉狩りを楽しむことができます。



 

 
海住山寺の看板のある場所からどんどん坂道を登っていきます。 山門 山門をくぐると、右手に鐘楼があります。
弘法大師の修行大師像。 本堂と五重塔のあいだには、3棟の境内社。 五重塔と紅葉
境内の入口にある、大きな石標「補陀洛山・海住山寺」 本堂横の紅葉。 五重塔は本瓦葺で、こもしが銅板葺です。
「なすのこしかけ」。
茄子の花は、一つの無駄なく実を結び、また「成す」とかけて、努力は報われ願いは叶えられるという縁起物。 国道163号線沿い「千石のおはぎ」 スッキリと甘すぎない「おはぎ」

 

 

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