安産大師、長命を授かる「極楽寺」
三方を山に囲まれた閑静な境内で、朱塗りの仁王門をくぐると極楽浄土をイメージしたような庭園が広がる。 44段ほどの石段をのぼった正面に本堂がある。 その右手奥が大師堂で、この大師像は「安産大師」とも呼ばれている。 大師が流産ばかりする夫人に加持祈祷したところ、即座に子宝に恵まれたという由縁によるもので、安産祈願に霊験があるとされている。 弘法大師お手植えとされる「長命杉」は、樹齢1200年あまり、高さが約31m、周囲約6mもある霊木である。 触れれば家内安全ばかりか、病気平癒、長寿も授かるといわれる。 鳴門市の天然記念物に指定されている。 千古の風雪に耐えてきた巨杉だけに、巡礼の折にはぜひ触れて下さい。 (写真は、朱塗りの「仁王門」… 2012.10.6)
次に県道12号線を鳴門市方面へ走ると左手にあります。