行当岬に立つ土佐西寺「金剛頂寺」
室戸岬から海岸沿いに西北に向かうと、土佐湾につき出した小さな岬がある。 硯が産出するので硯が浦ともいわれる「行当岬」である。 その岬の頂上、原始林の椎に覆われて静寂さがただよう境内が金剛頂寺であり、室戸三山の一寺院として「西寺」の通称でも親しまれている。 朱印も「西寺」と捺される。 当寺から4kmのところに女人堂と呼ばれる不動堂がある。 若き弘法大師はこの間を毎日行き来し修行した霊地であり、行道したことから、「行当」はその名残かもしれない。 (写真は、金剛頂寺「本堂」… 2012.11.3)
国道55号線と走り、室戸市のバス停元橋のところで左折、
道なりに約2km走ると右手にあります。