■ | 京都山科「勧修寺」 |
真言宗山階派大本山。 醍醐天皇の勅願寺。 900年(昌泰3年)天皇の生母藤原胤子追善のため創建。 開基は承俊律師。 1470年(文明2)兵火で焼失したが、徳川氏と皇室の援助で復興。 代々法親王が入寺、門跡寺院として格式を誇った。 宸殿、書院(重文)は明正天皇の旧御殿を移築。 国宝刺繍釈迦如来説法図(奈良国立博物館蔵)は勧修寺繍帳とも呼び、当寺に伝わったもの。 庭園は、氷室の池を中心とする池泉回遊式。 書院前庭には水戸光圀寄進と伝える石灯籠があり、勧修寺型灯籠として知られる。 (写真は、勧修寺の観音堂と氷室池… 2011.5.21 写真更新 、.2004.9.4) |