■ | 大空を舞う、コウノトリ |
兵庫県北部の但馬地域は豊かな自然に恵まれ、コウノトリが大空を舞う姿を間近に見ることができました。 しかしながら、様々な社会の変化に伴い自然環境が損なわれたことにより、昭和46年、国内最後の野生コウノトリが但馬の豊岡盆地から姿を消しました。 そのような状況の中で、保護増殖の活動が進められ現在、兵庫県立コウノトリの郷公園では、100羽を越えるコウノトリが飼育されるまでになりました。 |
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● | 兵庫県立コウノトリの郷公園のHPは、http://www.stork.u-hyogo.ac.jp/ |
■ | 人と自然の共生 |
コウノトリが野生で生きていくためには、えさとなるドジョウやカエル等が生息できる田んぼや河川、巣となる高い木が茂る山林といった自然環境が必要です。 「コウノトリも生活できる」このような自然環境は私たちにとっても住みよい環境であると考えます。 平成17年9月、コウノトリの試験放鳥が始まり私たちの活動はいよいよ新しい段階に入りました。 コウノトリが悠々と大空を舞う日、それは人と自然が共に生きる豊かな地域社会が実現する日でもあります。 |