■ | 萩殿町通りをぶらり散策 |
津和野の代表的な観光は、殿町通りに錦鯉が泳いでおり、白い土塀と立派な門構えの武家屋敷など城下町の風情を楽しませてくれます。 津和野カトリック教会や津和野大橋のたもとには鷺舞いの像があります。 また森鴎外の生家を訪ねた後、太鼓谷稲成神社から津和野の町を見下ろすと、赤瓦の民家の町並みが続いています。 津和野歴代藩主が眠る 「永明寺」 (森鴎外のお墓もある)キリシタン迫害の悲劇を伝える 「乙女峠マリア聖堂」津和野城跡へはリフトが故障のために行けなかったが、秋になるとこのすり鉢状の町がすっぽりと朝靄のなかに隠れ、まさに 「雲海」。その中に幻想的な景色を見ることが出来ます。 (写真は、殿町通りの掘割の錦鯉 2008.112) |
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太鼓谷稲成神社
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太皷谷稲成神社は安永2年(1773年)に津和野藩主7代亀井矩貞かめいのりさだ公が津和野藩の安穏鎮護と領民の安寧を祈願するために、三本松城(津和野城)の表鬼門にあたる東北端の太皷谷の峰に、京都の伏見稲荷大社から斎き祀ったのが始めです。 以来、歴代の藩主の崇敬が篤く、廃藩後は一般庶民も参拝できるようになり広く信仰を集め、その後、 御神徳は霊験と共に全国に崇敬景仰され、今では日本五大稲荷神社のひとつに数えられております。 |
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永明寺
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深い木々に囲まれたなだらかな坂を上り、門をくぐれば、目の前に大きな境内が広がります。 ここは吉見、坂崎、亀井氏といった歴代の津和野城主の菩提寺。 今ではめったに見られない巨大な茅葺きは、息をのむ美しさ。 さらに、障子や白壁の白、周りの木々や石垣、古い柱などが、見事なコントラストを描いています。奥には、石見人「森林太郎」と彫られた森鴎外の墓もひっそりと佇んでいます。 |