今治城は慶長9年(1604)9月、藤堂高虎によって築城されました。 海水を引き込んだ堀は全国的にもめずらしいと言われています。 現在の城は、昭和55年復元されたもので本丸、二ノ丸、内堀と石垣を残しています。 鉄御門もその一つで、虎口を石垣や櫓門で囲って枡形として、櫓門の門扉や桂に鉄板を張り付けて鉄御門としました。 城郭の要所要所に強固な枡形を配置するのが高虎の縄張の特徴でした。 平成19年(2007年)9月鉄御門再建により往時の威容をおおむね取戻すこととなりました。 (写真は、今治城「天守」と藤堂高虎の銅像… 2012.9.15)