名水百選「龍ヶ窪」
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名水百選「龍ヶ窪」

竜神伝説が残る「龍ヶ窪」

 

竜神伝説が残る竜ケ窪の池は神秘的な森に囲まれ、コンコンと湧き出る水はどんな年でも涸れることはないといわれています。 全国名水百選に選ばれた池「竜ケ窪」の美しいエメラルドグリーンの水は、大量の地下水の湧出によって形成されている。 その周辺の林相が変化に富み自然環境がすぐれていることから昭和49年、新潟県の自然環境保全地域に指定され、地域住民の生活用水として大切に守られています。

(写真は、名水百選「竜ヶ窪」…2013.10.27)




河岸段丘上標高450mの所にある湧水池「龍ヶ窪」 水深2m、池の最奥部にある湧水口から真夏でも7度という冷水が脈々と湧き出ています。
名水百選「龍ヶ窪の水」池の周囲には、樹林が広がり、ブナ、ミズナラ、ホオノキなど10数種がうっそうと茂り、30種以上の野鳥が見られます。 全体の湧水量は毎分30t、日量4万3千tとなり、池の水が一日一回は入れかわることになります。

竜神伝説

 

昔、越後の国の南のはずれに、妻有の里・芦ケ崎という村がありました。 ある年、長い日照りが続き村人はヒエやアワどころか水一滴なく苦しい生活をしていました。 ある時、一人の青年が、天上山へ何か食べるものはないかと捜しに出かけました。 すると昼寝をしている龍を見つけました。 龍のそばに卵があったので、龍が眠っているすきに卵を盗みました。 そして、その大きな卵を村に持ち帰り、村人と相談した結果、せめて年寄りと子供にだけでも食べさせることにしました。 卵を割り始めると、卵の中の龍の子が母親龍に助けを求めました。 するとそこへ、怒り狂った龍が現れ、村人を食い殺そうとしました。 庄屋をはじめ村人は「子供だけは助けてほしい」と頼みました。 龍は必死の村人に心を打たれ、村人のために三日三晩雨を降らせ、池を造ってやりました。 村人たちは喜んで龍に御礼を言うと、龍は「この池は、お前たちの美しい心の象徴だ。 しかし、人の心の曇る時、この池は涸れてしまうであろう。」と言い残して消えました。 村人は、この池を「龍ケ窪」と名づけ大切にし、神社を建てて龍神様をお祀りしたということです。」という話が残っている。

越後湯沢温泉

  「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。 夜の底が白くなった。」と始まる、川端康成の名作「雪国」の舞台として知られる温泉。 鎌倉時代にはすでに温泉が湧いていたという歴史があり、さらに昭和以降、数回にわたって大規模な掘削が行われて現在の温泉街ができあがった。 周辺は苗場山を中心にスキー場が整備され、首都圏から気軽に行けるスキーリゾートとして人気が高い。グリーンシーズンも温泉と花を楽しむハイキングがいい。 公衆浴場も含めて個性的な立ち寄り湯が9カ所ある。 「駒子の湯」など、5つの町営浴場で使える外湯めぐり券も販売されている。



 

「JR京都駅」ひかり512 8:28発。 「JR名古屋駅」バス移動 中央自動車道「恵那峡SA休憩」
昼食「ひつまぶし弁当」 長野自動車道「梓川SA休憩」 龍ヶ窪駐車場
「龍ヶ窪」入口 飲料水の汲む場所 「竜神伝説」の看板に詳しく記載されていました。
「奥の龍神様」竜ヶ窪の池はこの先にあります。 JR上越新幹線「湯沢越後駅」ホテルから撮影。 越後湯沢温泉「ホテルスポーリア湯沢」

 

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