「西福寺」開山堂
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西福寺開山堂「天井の大彫刻」
西福寺「開山堂」
 

赤城山「西福寺」は、室町時代後期(天文年間)に開かれました。 現在の本堂は1801年に再建。 本堂の左手に連立された開山堂は、江戸時代末期の1857年に二十三世蟠谷大龍大和尚によって建てられ、開山堂の向拝、堂内には、幕末の名匠石川雲蝶の彫刻、絵画、漆喰細工など数々が施されています。 巨大な彫刻の他に、本堂の大縁(廊下)の床には、雲蝶の施した埋め木が多数残り、名匠の遊び心をうかがい知ることも出来ます。 (写真は、西福寺開山堂「天井の大彫刻」… 2020.7.13)

西福寺のHPは、は、https://www.saifukuji-k.com/



 

山門(赤門) 西福寺境内
山門(白門) 白門を通り参道、正面は本堂。

石川雲蝶

 

江戸時代の末期、彫物の名工と謳われた石川雲蝶(うんちょう)をご存知でしょうか。 彼の妙技と才能は木彫りだけではなく、石彫りから絵画にまで及んだことから「日本のミケランジェロ」と称される程。 その雲蝶が残した作品は新潟県各地の寺社仏閣で観ることができます。 150年の時を経てなお人々を魅了する雲蝶の作品は、関東から鷹ノ巣温泉に向かう道に点在しており、旅の途中に巡って見るのにお勧めです。



 

建築の様式は、鎌倉時代禅宗仏殿構造、屋根は茅葺き二重層、上層部入母屋造り、総欅五間四方、唐破風向拝を有しています。 鐘楼は、開山堂と同時代の1850年に建立され、熊谷の小林源太郎作の彫刻が施されています。
「開山堂・正面」石川雲蝶の彫刻が施されています。

 

本堂、西福寺の扁額。 本堂 左、開山堂、右、本堂。
石川雲蝶(うんちょう) 石川雲蝶像 「開山堂」石川雲蝶の彫刻が施されています。
西福寺前のお土産屋さん「とち餅」人気。 とち餅、「8ケ850円」

 

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