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紅葉の名所「長安寺」 |
長安寺は第三十一代用明天皇の第三皇子、麻呂子親王(聖徳太子の御実弟)が勅命によって丹波の国大江山に棲む鬼成敗の途次、戦勝祈願のため薬師如来像を刻みこみこの地に奉祀されたと伝えられています。 33年に1度のみ公開される平安時代に造られたとされる薬師如来像や、室町時代に作られた仏涅槃図などの文化財を安置する古刹で、江戸時代には福知山初代城主・杉原氏ゆかりの寺院となり、広い境内には江戸時代に作られた本堂(大方丈)・薬師堂・開山堂・鐘楼などが現在も残ります。 「丹波のもみじ寺」とも言われる福知山の紅葉の名所「長安寺」(ちょうあんじ)の歴史は古く、西国薬師霊場第26番礼所になっており、丹波地方最古の1つである薬師如来を祀っている臨済宗の古刹の本堂前には、.昭和年代に、重森完途により枯山水庭園「薬師三尊四十九燈の庭」があります。(写真は、本堂(大方丈)前の薬師三尊四十九燈の庭…202111.24) |
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● | 所在地:京都府福知山市奥野部577、TEL:0773-22-8768、拝観料:300円、駐車場:無料、紅葉の見頃:11月中旬。 |
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長安寺のHPは、https://www.chouanji.jp/ |