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東大寺「大仏殿」 |
東大寺の金堂である。 奈良時代に創建されてから治承と永禄の二度の兵火に遭い、現在の建物は江戸時代に公慶(こうけい)上人によって再建されました。 ただ天平・鎌倉の大仏殿は桁行11間(約88m)であったが、財政困難の理由で7間に規模が縮小されました。 それでも高さや奥行は創建時のままで、世界最大級の木造建造物です。 建物の大きさは、東西 57.012m、南北 50.480m、高さ 48.742m。 盧舎那(るしゃな)仏は、尊像 像高14.98m/目長1.02m/耳長2.54m/顔長5.33m/鼻高0.50m/台座高3.05m (写真は、東大寺「盧舎那仏」 …2022.12.28) |
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● | 参拝料金、一般大人600円。 奈良公園周辺に駐車場あり、一日有料代金、約1.000円。 |
● | 住所:奈良市雑司町406-1。 TEL:0742-22-5511。 |
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東大寺のHPは、https://www.todaiji.or.jp/ |
■ | 盧舎那(るしゃな)仏 |
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■ | 八角燈籠 |
東大寺創建当初のもので、再度にわたる兵火にも難をまぬがれました。 宝珠・笠・火袋・中台・竿・基壇からなり、火袋の大きいのが特色であり、火袋の四面には音声菩薩(おんじょうぼさつ)が、扉の四面には雲中を走る四頭の獅子が、それぞれ菱格子の透し地に浮彫りされています。 とりわけ音声菩薩の意匠はすばらしく、しなやかな体つき、楽器を執る腕先と胸のあいだの遠近感、風を受けてなびく天衣(てんね)など、立体表現が見事に果たされています。 なお竿の部分には燃燈(ねんとう)の功徳などを説いた経典が抜粋して刻まれています。 |