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奈良県営「馬見丘陵公園」 |
馬見丘陵公園は、奈良県の香芝市・広陵町・河合町など2市3町に跨る標高70m程度の東西約3km、南北約7kmに及ぶ低い丘陵地にある公園です。 馬見丘陵は馬見古墳群の集積地でもあり、公園館は古墳などの展示施設となっています。 2012(平成24)年6月に、中央エリアおよび南エリアの一部を開園し、全面開園しました。 園内は、春には桜やチューリップ、初夏にはバラや花菖蒲、ヒマワリ、.ダリア園などもあり、四季の花々を楽しめます。 また、春夏秋冬を通じて多くの鳥たちが集い、野鳥の観察スポットとしても知られています。(写真は、馬見丘陵公園「集いの丘」…2023.4.11) 晴れ、最高気温25℃。 |
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● | 住所:奈良県北葛城郡河合町佐味田2202。 TEL:0745-56-3851。 公園散策自由(入園料無料、駐車場無料。) 営業時間:8時00分ー閉場:(通常期)18時00分。(6月〜8月)19時00分、(11月〜2月)17時00分 ... 定休日:月曜日。※月曜日が祝日の場合は次の平日が休館日。 アクセス:近鉄田原本線「池部駅」下車、緑道北口(緑道エリア)まで徒歩2分。 |
● | 奈良県営「馬見丘陵公園」のHPは、https://www.pref.nara.jp/1780.htm |
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馬見古墳群(うまみこふんぐん) |
200mを超える大型の前方後円墳や復元された古墳など多数の古墳があります。 また、数々の伝説をたどりながら、安全に歩くことができる公園や遊歩道を中心にコース設定をしています。 疲れを癒す森林浴や入浴も楽しめます。 奈良盆地の西縁に横たわるなだらかな馬見丘陵には数多くの古墳が残っています。 これらをまとめて「馬見古墳群」と通称されています。 また、「馬見古墳群」は古墳の分布のようすから、河合町の大塚山古墳を中心とする北群、広陵町の巣山古墳を中心とする中央群、大和高田市の築山古墳を中心とする南群の3つのグループに分けるのが一般的です。 これらの古墳を遺したのは古代豪族の葛城氏という説や大王家の一部という説がありますが、謎です。 また、古墳群の範囲についても研究者によって見解は分かれています。 |
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■ | ナガレ山古墳(ながれやまこふん) |
約1600年前、5世紀初頭に築造された全長105メートルの前方後円墳。 東側半分には葺石と埴輪列が復元され、古墳の頂上から当時の姿と現在の姿を同時に見比べられる全国でも珍しい形で整備されています。 復元された埴輪の一部は河合町民の手作りで、製作者の名前などが記されています。(国指定史跡) |