|2023.3.25 / 元離宮「二条城」|2009.4.10 / 元離宮「二条城」| |
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世界遺産 元離宮「二条城」 |
二条城は1603年(慶長8年)、江戸幕府初代将軍徳川家康が、天皇の住む京都御所の守護と将軍上洛の際の宿泊所とするため築城したものです。 将軍不在時の二条城は、江戸から派遣された武士、二条在番によって守られていました。 (写真は、二の丸御殿(国宝)…2023.3.25。 晴れ時々曇り、日中最高気温18℃。 |
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● | 住所:京都市中京区二条通堀川西入二条城町541番地。 TEL:075-841-0096。 入城料/二の丸御殿観覧料大人:1.300円。 駐車場は二条城前にあり「有料」。 |
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元離宮二条城HPは、https://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/ |
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大政奉還 |
大政奉還は、江戸幕府の15代将軍・徳川慶喜(よしのぶ)が朝廷に政権を返した出来事です。 1867(慶応3)年に、京都の二条城二の丸御殿「大広間」で行われました。 古代の日本では、天皇のいる朝廷が政権をにぎっていましたが、源頼朝(よりとも)が鎌倉幕府を開いてからは、武士のトップである将軍による統治が続きます。 ただし、将軍はあくまで天皇から統治を委任される立場で、幕府は朝廷に代わって実務を担う存在とされていました。 大政奉還は、将軍から天皇に、政治の権限をお返しするための、正式な手続きと考えてよいでしょう。 政権を返上したことにより、徳川幕府の存在意義はなくなり、家康以来、約260年間も続いた歴史に幕を下ろしたのです。 |