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出雲大社 |
神々の国と呼ばれる出雲の地に、その象徴のように建つ出雲大社。 八雲山を背にした境内には森厳な空気が漂い、数千年の歴史を持つ神殿が厳かに建っています。 空を突き刺すような本殿屋根の千木を仰ぎ見ると、壮大な神代の世界も想像に難くありません。 神々が集い、古代より人々から仰ぎ尊ばれてきた出雲大社。 縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社(正式な読みはいづもおおやしろ)」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建の由縁が記されているほどの古社で、明治時代初期まで杵築大社(きづきたいしゃ)と呼ばれていました。 主祭神はだいこく様として馴染みの深い「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」。 『古事記』に記される国譲り神話では、大国主大神が高天原の天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲られます。 そのときに造営となる壮大な宮殿が出雲大社の始まりといわれています。(写真は、出雲大社「二の鳥居 勢溜の大鳥居」…2024.3.25) 曇り一時雨、気温12℃。 |
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● | アクセス最寄りの駅:出雲大社前駅[出口]徒歩15分。 駐車場:無料。参拝自由。 営業終了:19:00。 |
● | 住所:出雲市大社町杵築東195。 TEL:0853-53-3100。 |
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出雲大社のHPは、https://izumooyashiro.or.jp/ |
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出雲大社の歴史 |
現在の本殿(国宝)は延享元年(1744)造営されたもので高さは約24mですが、出雲大社の社伝によれば、太古の時代、出雲大社本殿の高さは現在の4倍、約96mあったということです。 本殿の後ろにある八雲山が約100mですから、山の頂上付近に千木(本殿屋根の先端にある交差した二本の木)が見えていたと想像すると、現代でも圧倒される高さです。 |