■ | 日月潭「文武廟」 |
日月潭北側の山に位置する文武廟は日月潭の開拓と深いかかわりがあります。 1932年、日月潭の水をダムに引くことになりましたが、これによって水没の危機に瀕した湖畔の龍鳳廟と益化堂が文武廟として現在の位置に移設再建されたのです。 工事は4年の歳月をかけて、1938年に完成しました。 その後、1969年から1975年にかけて全面修築が行われました。 文武廟は台湾で唯一、正門が開いている孔子廟で、参拝者に対する占いを行っているのが特徴です。 このほか、本殿前には美しい龍の石彫刻が彫られており、多くの人が観賞に訪れています。 (写真は、文武廟「拝殿」… 2013.3.10) |
■ | 山々に抱かれた神秘の湖「日月潭」 |
台中市の東南約40km、台湾のほぼ中央部に「日月潭」があります。 今から約2000年前に発見された台湾最大の淡水湖で、海抜760m、面積 約100ku、周囲37km。 湖の北側が太陽(日輪)の形、南側が三日月の形をしていることからこう呼ばれるが、日本統治時代の1932年、日月潭水力発電工事によって、濁水渓という川から水を引いた結果、水位が上昇して現在の形になったという。 |