四国八十八ヶ所 第十四番 常楽寺
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常楽寺「本堂と大師堂」

流水岩の庭園で知られる「常楽寺」

 

四国霊場のなかで唯一、弥勒菩薩を本尊としている。 弥勒菩薩は56億7千万年の後まで、衆生の救済を考え続けて出現するといわれる未来仏である。 とくに京都・広隆寺の国宝で、片膝を立てて頬を右手でささえ考える半跏思惟の弥勒像は、そのやさしいお顔の表情が美しく、お大師さまとともに光明を授けてくれるような仏といえよう。 縁起では、弘法大師が42歳の厄年のころ、この地で真言の秘法を修行していたときに、多くの菩薩を従えて化身した弥勒さまが来迎されたという。

(写真は、常楽寺「本堂と大師堂」… 2012.10.7)




常楽寺の参道 四国霊場第十四番「常楽寺」
山門(石柱) 本堂
大師堂と流水岩 大師堂

 

石段がでこぼこの岩盤 奇形な岩盤の断層が重なる「流水岩の庭」 本堂正面の欄間に彫刻が施されています。
手水舎と鐘楼 石像と手水場 寺は自然の大岩盤の上にあり、特に水が流れるような岩肌が広がる庭を「流水岩の庭」という。
アララギの大木(堂と大師堂の間にアララギの大木があり、その木の俣に小さな石の大師像が安置されている。) 樹上の大師地蔵
大師像 犬も白衣「同行二人」を着てお参り。

 

        第十四番札所   盛寿山 延命院 常楽寺 (せいじゅざん えんめいいん じょうらくじ)
   常楽寺「お納経」 

  

 宗派:真高野山真言宗
 本尊:弥勒菩薩
 開基:弘法大師
 創建:弘仁6年(815)
 真言:おん まい たれいや そわか
 〒779-3128 徳島県徳島市国府町延命606
 アクセス:藍住インターチェンジから県道1号線を徳島市内へ行き、

       国道192号線と合流すると石井町方面へと走り、県道21号線、

       県道207号線と走っていると看板があります。

 TEL:088-642-0471
 駐車場:普通 約10台・無料無料。
 宿坊:なし
          第13番・大日寺     第14番・常楽寺     第15番・国分寺

 

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