表情豊かな等身大の羅漢像「地蔵寺」
地蔵寺は弘仁12年(822年)に嵯峨天皇の勅願によって弘法大師が開創、大師が刻んだ本尊は勝軍地蔵菩薩でその名の通り戦に勝つ、あるいは戦いの場から生還するように守ってくれるということから古来多くの武将に信仰されてきた歴史があります。 本堂の裏手の坂を約200メートル行くと奥の院があり、色彩像の五百羅漢像が並べられています。 しかし大正4年に参拝者による火の不始末で火事となり、堂宇もろとも羅漢像の大部分が焼失しました。 現在あるものは大正から昭和にかけて作られたもので約200体の羅漢像が祀られています。 等身大の五百羅漢は喜怒哀楽の表情が豊かで、自分と縁のある故人に似た姿に出会えるといいます。 (写真は、地蔵寺「本堂」… 2012.10.6)
次に県道12号線を板野・上板町方面へ。 県道34号線と交差する道を右折。