温泉ゆかりの寺と宿坊「安楽寺」
「四國禮霊場記」(元禄2年=1689)には「医王の神化を人みな仰ぎ寺院繁栄に至り、十二宇門甍を接し鈴鐘のひびき絶える時なし…」と記され、その昔は阿讃の山麓から現在地まで寺域が点在し、戦国時代の兵火や明治維新の神仏分離令を経て現在に至っている。 ここ引野村には古くから温泉があり、安楽寺は弘法大師によって温泉湯治の利益が伝えられた旧跡で、山号は温泉山とされた。 現在も大師堂前から温泉が湧き出ている。 (写真は、安楽寺「大師堂」… 2012.10.6)
県道139号線を東へ3.5km行くと右手にあります。