■ | 健脚祈願にわらじを奉納「法輪寺」 |
法輪寺は、弘仁6年(815)に弘法大師が仏の使いである白蛇との出会ったのを機に涅槃釈迦如来を刻み、これを本尊として開創したのが始まりとされている。 当時は「白蛇山法淋寺」といい別の所にあったが、天正10年(1582)の長曽我部元親の兵火により焼失。 正保年間(1644〜48)に現在の場所に移され、山号と寺名も改められた。 安政6年(1859)に再び焼失し、明治になって再建されている。 その昔、足の不自由なお遍路さんがこの寺を参拝中に足が治ったという話から、仁王門や本堂にはたくさんの草鞋が奉納されている。 納経所で売られている健脚祈願「足腰お願いわらじ」は参拝者に人気である。 |