■ | 吉野山の千本桜 (下千本から中千本) |
桜の名所として知られる吉野山は大峯連山の北端から南に約8km続く尾根で、約3万本もの桜が麓から順に開花し、下は下千本・中千本・上千本・奥千本へと時期をずらしながらひと月にわたって山を染めていく様子は見事です。桜の種類は約200種で、シロヤマザクラが多くまさに日本一の桜の名所です。 また、この周辺には万葉の昔から南北朝、幕末にいたる歴史上の遺跡も多い。 桜を眺めながら吉野山を散策すると歴史の中にいるようです。 (写真は、下千本七曲りの見晴台から中千本を望む… 写真更新日 2011.4.17、2004.4.10) |
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● | 吉野山の桜情報のHPは、http://www.sakura.yoshino.jp/ |
■ | 世界遺産「吉水神社」 |
7世紀頃に役行者が創建したと伝えられる、金峯山寺の僧坊「吉水院」が元になった神社です。 南北朝時代に南朝「後醍醐天皇」が行宮したことで知られており、その他にも、豊臣秀吉・源義経・静御前などとの縁が深く、多数の遺物が所蔵されています。 金峯山寺からも近い位置にあり、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成要素ともなっている神社です。 吉野山の主要道路から程近くにあるのですが、少しだけ奥まった場所にあるため、意外と目立たないですね。 神社前の急坂を上ると、右手に「一目千本」という桜が一望できる一角がありますので、桜の季節には大混雑になることでしょう。 |
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● | 吉水神社のHPは、http://www.yoshimizu-shrine.com/ |