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日本の滝百選「笹の滝」 |
笹の滝は、国道168号線滝川口より東へ約12 km、渓谷美豊かな滝川の上流にあります。 しぶきをあげて流れ落ちる滝そのものの姿もさることながら、滝壷より溢れ出て、白くなめらかな岩肌を洗う流れも又、一見の価値があるでしょう。 幕末、天誅組の伴林光平一行は、風屋から滝川をさかのぼり、花瀬を通り、嫁越峠を越えて、北山郷白川に出ました。 光平は、笹の滝を過ぎるとき、小笹瀧と題して、「世にしらぬ あわれをこめてしぐるらん 小笹の瀧の在明の月」と詠みました。 笹の滝は、今も昔と変わらぬ姿で山深き渓流の奥で清く冷たい瀑布を見せてくれます。 この笹の滝は「日本の滝百選」の一つに、またこの滝を上流とする滝川渓谷の水は、県内31カ所の「やまとの水」の一つに選ばれています。 (写真は、日本の滝百選「笹の滝」… 2005.9.24) |