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吉田町展望台「小山城」
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かつての武田信玄と徳川家康の攻防の地、小高い能満寺(のうまんじ)山に建つ城跡。 一帯は能満寺山公園として整備されている。 1568(永禄11)年に武田信玄が砦を築き、1578(元亀2)年に修築して小山城(中世当時は平城だった)とした場所。 近郷一望の展望台である天守閣が建つ。 かつての三の丸跡に近年復元されたこの天守閣は、愛知の犬山城がモデル。 1階・2階が史料展示室、5階の天守閣が展望台となっており、南アルプスや富士山、牧之原台地が一望できます。 (写真は、展望台「小山城」… 2010.9.23) |
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能満寺の大蘇鉄
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能満寺は弘長2年(1262年)に開かれた由緒あるお寺です。 この寺の本堂におおいかぶさる様に立ちふさがっているのが、日本三大蘇鉄のひとつ「能満寺の大蘇鉄」です。 長徳元年(995年)、安部晴明が支那から持ち帰り、植えたものであると言われています。 徳川家康がこの蘇鉄に惹かれて駿府城内に移し変えたところ、「寺へ帰りた」と毎夜泣くので、再び寺へ返したという伝説が残っています。 高さ6m、主幹の根回りなんと4.5m、枝数約90本余りで、樹齢約1000年を経て、ますます樹勢は旺盛です。 |