東福寺 方丈
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東福寺・方丈「八相の庭」
東福寺・方丈「八相の庭」
 

禅宗の方丈には古くから多くの名園が残されてきましたが、四周に庭園をめぐらせたものは当寺唯一の試みです。 当庭園は1938(昭和13)年、重森三玲氏が作庭しました。 釈迦成道を表現し、八相の庭と命名され、近代禅宗庭園の代表として広く世界各国に紹介されています。

(写真は、東福寺・方丈「八相の庭」… 2011.11.26)

東福寺のHPは、http://www.tofukuji.jp/




三門(国宝) 本堂(仏殿)
本堂と三門 禅堂
京都五山 東福寺
 

東山月輪山麓、渓谷美を抱く広々とした寺域に、由緒ある大伽藍が勇壮に甍をならべ佇む。諸堂の完成は1271(文永8)年。 以来、京都五山文化の一角を担う禅林・巨刹です。 摂政九条道家が、奈良における最大の寺院である東大寺に比べ、また奈良で最も盛大を極めた興福寺になぞらえようとの念願で、「東」と「福」の字を取り、京都最大の大伽藍を造営したのが慧日山東福寺です。

東福寺のHPは、http://www.tofukuji.jp/



 

「方丈東庭」北斗の庭は、もと東司の柱石の余材を利用して北斗七星を構成し、雲文様地割に配している小宇宙空間です。 「方丈南庭」東西に細長い地割に、蓬莢・方丈・瀛洲、壺梁の四島に見立てた巨石と、砂紋による荒海を表現。
「方丈南庭」西方に五山を築山として大和絵風にあらわし、神仙境を表現しています。 「方丈西庭」さつきの刈込みと砂地が大きく市松模様に入り、くず石を方形に組んで井田を意図して表現します。
方丈「通天台」より、通天橋紅葉の錦織りなす景観。 「方丈北庭(裏庭)」市松の庭は、作庭以前に南の御下賜門内に敷かれていた石を市松模様に配したもので、南庭とは逆に色彩感あふれる空間となっています。

 

山門と思遠池

山門の上り口 正面須弥壇上の本尊釈迦立像
本堂の天井には近代日本画の大家・堂本印象による蒼龍図が描かれています。

五社成就宮

鐘楼

十三重石塔

「恩賜門」南正面の前庭には昭憲皇太后の寄進とつたえる向唐破風の方丈表門があります。

庫裡(拝観受付)

八相の庭園を腰掛けて眺める観光客。 方丈「通天台・展望台」から通天橋が望めます。 経蔵


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