■ | 道明寺天満宮「梅まつり」 |
菅原道真ゆかりの深い神社として知られる道明寺天満宮。 もとはこの地に住み、初めて埴輪をつくったと伝わる土師氏の氏神だったが、現在は天穂日命、菅原道真、覚寿尼を祀っている。 道真が九州の太宰府に左官される途中、伯母の覚寿尼を訪ね別れた際に自作の像を残したと伝えられている。 延喜3年(903)道真は病死したが、遺言により覚寿尼に届けられたと伝えられている6つの遺品が遺されており(国宝)、梅祭の期間などにこれらの遺品が特別公開される。 本殿背後の梅園には見ごろの2月になると90種、約900本の梅が美しく咲き、「大阪みどりの百選」にも選ばれている。 (写真は、梅まつりの野点席「道明寺天満宮」… 2012.3.11) 「梅園拝観料:300円」 |
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● | 道明寺天満宮のHPは、http://www.domyojitenmangu.com/ |
■ | 蓮土山「道明寺」 |
道明寺は、古墳造営に携わった土師氏の氏寺(土師寺)として、7世紀代に建立されたと考えられます。 土師氏の子孫の菅原道真公ゆかりの寺で、道真公の別名道明から道明寺と呼ばれるようになりました。 当寺はもとは道明寺天満宮の南側にありましたが、明治時代の神仏分離により天満宮と分離され、現在地に移転しました。江戸時代の境内図から、四天王寺式伽藍配置であったことが知られます。 本尊の十一面観音菩薩立像は、檜の一木造で、細部にいたるまで緻密な彫技が施された、代表的な檀像彫刻として国宝に指定されています。 |
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● | 道明寺のHPは、http://www.domyoji.jp/ |