有田、伊万里
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伊万里「鍋島藩窯坂」

陶磁器の積出港「伊万里」

 

伊万里市の大川内山は、かつて鍋島藩の徹底した管理のもと「色鍋島」「鍋島染付」「鍋島青磁」などの傑作を生み出した藩窯があった山です。 三方を山に囲まれ、山水画を思わせる独特の風景はまさに「秘窯の里」。 この大川内山には、製陶の秘法を守った関所、お経石窯や清原窯などの登り窯跡、陶工の家などが見事に再現されている「鍋島藩窯公園」があります。 (写真は、伊万里「鍋島藩窯坂」… 2015.9.1)




三方山に囲まれた大川内山は、別名「秘窯の里」として親しまれています。

伊万里「秘窯の里・大川内山」の陶磁器。

坂道の所々に「トンバイ塀」がある。解体された窯の耐火煉瓦が再利用され塀が築かれている。「トンバイ」の語源は遠く中国に由来するという。 天神橋付近の川沿いを少し下流へ歩くと登り窯があります。(鍋島藩が献上の品を焼かせていた登り窯)

 

香蘭社本社ショールーム

香蘭社本社ショールーム内部。

日本磁器の発祥地「有田」

 

「日本磁器の発祥の地」有田。 日本の多くの焼き物は陶器であるが、有田焼・九谷焼などは磁器である。 陶器が粘土を原料とするのに対し磁器は陶石を粉砕して水で練って使用します。 有田焼とは有田町およびその周辺で生産された磁器の総称で、伊万里港から船積みされて輸出されたために「伊万里焼」と呼ばれることもあります。

16世紀末に豊臣秀吉が朝鮮出兵した際、朝鮮半島から多くの陶工達が渡来し、その一人李参平が有田で良質の陶石が得られる「泉山陶鉱場」を発見した。 有田皿山に日本で初めて磁器の窯が造られ、これが有田焼 (日本における最初の磁器) の発祥とされています。 17世紀中ごろから ヨーロッパに向けて有田焼の輸出が始まり、有田焼は広く海外に知られるようになりました。
有田焼は染付などの手法により、「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の3系統の様式に大別されるが、一般には伊万里と柿右衛門様式が出回り、海外では「イマリ」 という名が有名です。



 

鍋島藩窯橋欄干の陶板に描かれた鳳凰と青海波の染付絵。 鍋島藩が技術の流出を防ぐために関所を設け、人の出入りを厳しく 制限していました。 天神橋
昔ながらの薪で炊く登り窯。 登り窯で出来上がった作品。 色絵梅牡丹文様沈香壺
伊万里駅 伊万里市のマンホールの蓋(江戸時代の古伊万里焼きの積み出し風景がデザインされています。伊万里港から長崎出島を経由して欧州へ輸出されていました。)
JR有田駅 香蘭社本社限定のビアーグラスを買い求める。 柿右衛門窯元
嬉野温泉「ハミルトン宇礼志野」泊 客室内 ディナー風景

 

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