■ | 古都トレド観光 |
トレド観光はスペインのカスティーリャ・ラ・マンチャ州にある世界遺産で絶対に外せない人気の観光地です。 マドリードから南に70qの距離でバスで約1時間。 トレドはタホ川と城壁に囲まれた美しい街並みで,、石畳の狭い 道が曲がりくねり、侵入してきた敵が迷うように作られていています。 世界遺産に登録されている旧市街、スペインのカトリックの総本山であるトレド大聖堂、エル・グレコの絵があるサント・トメ教会が人気スポットです。 (写真は、トレド展望台からの景色… 2019.11.15) |
■ | トレド大聖堂 |
ローマ時代に城塞都市として築かれたトレドの繁栄を象徴するトレド大聖堂。 大きさは全長120m、幅59m、高さ44.5m(鐘楼の高さは92m)。 フェルナンド3世の命により1226年に着工し1493年に完成した、スペインゴシック様式最高傑作ともいわれる大聖堂です。 トレド大聖堂は4つの側廊と22の礼拝堂からなり、スペインで一番の規模を誇っています。 その後、増築を繰り返し、オリジナルの部分は少なくなっていますが、高い芸術性を維持しています。 また、エル・グレコの息子である建築家のホルヘ・マヌエルも塔の一部を建築したといわれています。 |
■ | エル・グレコの絵画「キリストの聖衣剥奪」「オルガス伯の埋葬」 |
聖具室には17世紀スペイン美術の巨匠エル・グレコの絵画「キリストの聖衣剥奪」をはじめ、キリストと十二使徒を描いた一連の作品が展示されています。 エル・グレコがスペイン移住後の初仕事として製作した「キリストの聖衣剥奪」(1579年)。 キリストが十字架に架けられる直前に衣服を剥がれる姿が色鮮やかに描かれています。 さらに、「カテドラル」とともに訪れたい、サント・トメ教会には、「オルガス伯の埋葬」が残されています。 20年の歳月を費やした大作で、エル・グレコの最高傑作といわれており、絵にはエル・グレコ自身や当時の著名人たちの姿がいきいきと描かれています。 |