■ | 箱根湯本から、大涌谷へ… |
大涌谷は芦ノ湖と並ぶ箱根を代表するビュースポットです。 約3000年前に箱根の最高峰の神山が、箱根火山最後の水蒸気爆発をおこした爆裂火口で、今もなお熱い水蒸気と硫気を噴出している。 古来より大地獄とよばれていたが、明治6年に明治天皇・皇后両陛下が箱根に静養に来た際に「両陛下がお出になる地に地獄があってはおそれ多い」と大涌谷と改称した。 ここからは雄大な富士山の眺めを楽しむことができる。 (写真は、大涌谷から雄大な富士山の眺望… 2005.9.18) |
■ | 箱根七湯最古の温泉地、湯本温泉 |
古くから湯治場として栄えた箱根湯本・塔之沢・堂ケ島・宮ノ下・底倉・木賀・芦之湯の七つの温泉場が開け、なかでも歴史が古い箱根湯本温泉。 開湯の歴史はなんと奈良時代にまで遡り、古くから交通の要衝として湯治場と宿場の役割を果たし、周辺には旧街道の石畳、早雲寺など歴史の面影を残しています。 現在も湯本は箱根の表玄関となっています。 泉質:単純泉、アルカリ性単純泉、塩化物泉。 効能:神経痛関節痛、冷え性、美肌皮膚病、リューマチ、婦人病、高血圧、貧血症。 |
■ | 箱根登山電車 |
登山電車は日本で唯一の山岳登山電車です。急勾配をトコトコと、まるで時代に逆行するがごとくのんびりと登っていきます。 急勾配がゆえに、途中3ヶ所でスイッチバック(前後交代)を行い、大平台温泉は3ヶ所のうち唯一乗降できる駅です。 また別名「あじさい電車」と呼ばれ、沿線には一万株あまりのあじさいが植えられています。 「あじさいの見頃 6月中旬〜7月中旬」 |
■ | 箱根登山ケーブルカー |
1921年(大正10)に開通したケーブルカー。 強羅〜早雲山間を結び、標高差は約214m。 距離約1.2kmあり、所要10分、途中に公園下、上強羅など4つの駅がある。 車両はスイスのフォンロール社製。赤と白のラインが入り、景色がよく見えるように窓も大きい。 強羅から乗るなら一番後ろの座席がいい。 高度を稼ぐごとに、眼下には強羅の町並みが、目の前には明星ケ岳の雄姿が広がり、春はしゃくなげや菜の花、秋は紅葉が美しい。 「乗車料片道:410円」 |
■ | 箱根大涌谷(おおわくだに) |
大涌谷は、約40万年前の箱根火山の最後の爆裂火口で、さかんに火山ガスを 吹き出している場所です。 火山ガスとはいっても大部分は水蒸気で、水蒸気の湯 気が煙のように見えるのです。 今もなお100℃前後の硫気と水蒸気が噴気して ます。 緑につつまれた箱根山の中でもこのあたり一帯は、硫化水素の影響で植物が枯れ、緑が全く残っていない場所です。 地面から吹き出る噴煙や火山ガスで荒廃した自然風景を見ながら散策できる遊歩道、玉子茶屋では目の前の温泉で作られた「黒たまご」を買うことが出来ます。 (6個500円) |