■ | 苦しみを取り除く「釘抜地蔵(石像寺)」 |
釘抜地蔵は、正式名を石像寺という。 819年に弘法大師(空海)によって開創されたお寺です。本尊である石の地蔵菩薩が弘法大師が自ら彫ったと言われています。 数々の苦しみを抜き取ってくれる「苦抜地蔵」と呼ばれるようになりました。 釘抜地蔵と呼ばれるようになったのには諸説あります。 境内のまわりには五寸釘と釘抜をくくりつけた絵馬が沢山あります。 (写真は、京都・釘抜地蔵堂… 2011.11.13) 住所:京都市上京区千本通上立売上ル花車町503 TEL:075-414-2233 境内無料・駐車なし。 |
■ | 釘抜地蔵の由来 |
京都で有数の大商人であった紀の国屋の道林という人物が、何もないはずの両手が痛み、苦しんでいる際に、「苦抜地蔵」に願掛けをしに行きました。 すると夢に出てきた地蔵尊が二本の釘が刺さっているといい、釘を取り除きました。 夢から覚めた道林の手の痛みがなくなっており、それから「釘抜地蔵」と呼ばれる様になったそうです。 |