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歴史の古道「金城町石畳道」
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那覇市金城町にある「金城町石畳道」は長さ300mあり、琉球石灰岩が敷かれた石畳道で首里城から続いています。 尚真王の時代(1477〜1526)に首里城から南部へ行く道として造られたそうです。 両脇に昔ながらの赤瓦の古民家が立ち並び、、生活道路として利用されています。 勾配も急でかなり大変ですが、樋川や御嶽などの残る石畳道周辺の歴史散策で、風情が楽しめます。 民家の間の細い道を少し歩くと、樹齢300年の大アカギの木があり、パワースポットにもなっています。 「日本の道100選」 |
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金城の大アカギ
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石畳道から少し離れた内金城嶽境内に現存する6本のアカギは、推定樹齢200〜300年、樹高約20m、目通り幹周り5m以上ある樹で、地際の根張りの姿や枝張りなどに独特の迫力があり素晴らしい樹木です。 アカギは琉球列島に分布するトウダイグサ科の半落葉高木で沖縄では普通に見られる樹木です。 第二次世界大戦前までは首里城内及び城外周辺にもこのようなアカギの巨木が成育していましたが、戦争でほとんどが消失してしまい、このような巨木群が人里にみられるのはここだけだそうです。 この地は拝所として保護されているほか、大アカギは国の天然記念物に指定されている。 |
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世界遺産の陵墓 「玉陵」
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首里城守礼門から西へ、約200m行った所に、緑の木々に囲まれた琉球王統第二尚氏の墓陵で「玉陵」があります。 玉陵(たまうどぅん)は、第二尚氏王統・初代国王の尚円(しょうえん)王の子で、第3代国王「尚真王(しょうしんおう)」 (在位:1476〜1526)によって1501年に、築かれた巨大な石造の陵墓です。 始めは尚真王の父・尚円王の遺骨を改葬するため造られたとされ、中室・東室・西室の3つ墓室から構成されています。 |
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● | 玉陵のHPは、http://www.edu.city.naha.okinawa.jp/bunkazai/isan/tamaudun/tamaudun1/tamaudun.htm |