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建仁寺塔頭「両足院」
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両足院は建仁院の開山明庵栄西禅師の法脈黄龍派龍山徳見禅師開山で、寺名の両足は仏の尊称の1つ両足尊に因み名づけられました。 夏、半夏生が美しい両足院には方丈から書院前に豪壮な庭園が広がり、池の向こう側の建物は、左側が国宝如庵の写し「水月亭」と大村梅軒好み「臨池亭」の二つの茶室があります。 書院には、伊藤若沖筆の「雪梅雄鶏図」の掛け軸が掛かってありました。 |
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● | 両足院のHPは、http://www.ryosokuin.com/ |
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両足院鎮守「毘沙門天堂」
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両足院の毘沙門天は、鞍馬寺毘沙門天の胎内仏でした。 戦国時代 比叡山が織田信長によって焼き討ちにあった際、鞍馬の僧が尊像の安全を危惧し、比喜多養清(室町将軍の茶家、筑前黒田家京都御用達)のところへ、尊像を疎開させたものです。 |