■ | 石造りで半円形が二つ並んだ「眼鏡橋」 |
17世紀、長崎の町並みは拡大され護岸を構築し、ほぼ現在の中島川が形づくられました。 このころは、キリスト教禁教の時代であり、唐文化の導入により興福寺などの仏寺が次々と建立されました。 寛永11年(1634)、興福寺の黙子如定禅師が架設したこの眼鏡橋は、長さ22m、幅3.65m、川面までの高さ5.46mで日本初のアーチ式石橋として有名です。 川面に映った影が双円を描き、「メガネ」に見えることから、この名前がついたと言われ、「日本橋」「錦帯橋」と並び日本三名橋に数えられています。 (写真は、日本三名橋「眼鏡橋」… 2015.9.2) |
■ | 小浜温泉 |
雲仙岳の西麓、橘湾の海岸一帯に湧き、野母半島を望む温泉で、特に落日の景観のよさは絶品。 高い温泉温度と豊富な湯量が自慢で、至るところで蒸気が立ち上る。 泉質は食塩泉で、 リュウマチ、神経痛、痛風などに効くとされる。海岸沿いに30軒の旅館・ホテルが建ち並び、新鮮な海の幸が味わえる。 また、日本一「105mの足湯」が、平成22年2月2日に誕生! 熱量日本一の小浜温泉は源泉温度105度。 その「105」に因んで、「105mの足湯」ができました。 名前は「ほっとふっと105」。 |
■ | 雲仙温泉 |
島原半島中央にそびえる雲仙岳一帯は、日本初の国立公園に指定された温泉保養地です。 硫黄のにおいと水蒸気に包まれた大小30からなる雲仙地獄はキリシタン殉教の舞台になった所でも知られており、哀しい歴史と悲話が今に残る。 雲仙地獄地帯は、至る所から高温の温泉と噴気が激しく噴出し、強い硫黄臭が漂う中、湯けむりをもうもうと立たせるさまは、恐ろしげな地獄の景色そのものと言えるでしょう。 2013.5.11 雲仙地獄めぐり |