|2011.9.24 / 明日香村の彼岸花|2004.11.7 / 明日香村「橘寺」| |
■ | 明日香村「橘寺」 |
聖徳太子の誕生地と伝え、法隆寺などとともに太子創建七か寺のひとつに数えられています。8世紀の最盛期には堂宇66の大寺院であったといわれているが、現在は、本堂、太子堂、経堂、観音堂が残るのみで、太子堂に安置されている本尊は聖徳太子35歳の像で太子の彫刻としては最も古いものです。 また橘寺は飛鳥時代の不思議な石造仏二面石や三光石があります。「拝観料:350円」 (写真は、橘寺の本堂「太子堂」… 2004.11.7) |
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二面石 |
太子殿の左手にあるこの石像は、人の心の善悪2つの顔を彫ったとされています。 右善面、左悪面と呼ばれ、我々の心の持ち方を現わしたもので、飛鳥時代の石造物の一つである。 |
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三光石 |
聖徳太子が橘寺で勝鬘経(ぎそ)の講義をしたときに、月、日、星の光がその石に集まり、輝いたと言われている石です。 |
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亀石 |
橘寺の西約 600mの路傍にある重さ 40t の巨大な花崗岩の石は、亀がうずくまったような形をしていることから、亀石と呼ばれています。 これも明日香村の不思議な巨石の一つで、現在は南西を向いているが、西を向くと奈良盆地が洪水に沈むという伝説があります。 |
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猿石 |
高さ1m程の四体の石造は、猿に似ていることから猿石と呼ばれている。 天智、天武天皇の祖母だといわれている、吉備姫王墓の敷地内に鎮座した石造物で花崗岩に彫られた表情はさまざまです。 墓を守るように2体ずつ並んでおり、その内の3体は裏表の両面に顔があります。 |