|楊谷寺・2004.2.2|2004.6.20/楊谷寺のアジサイ| |
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柳谷観音「楊谷寺」 |
水無瀬神宮に「離宮の水」を汲みに行った帰りに、長岡京市の西のはずれの竹林を抜けた山の中腹にある楊谷寺(ようこくじ)を訪ねた。境内にある岩穴からしたたる水は、独鈷水(おこうずい)と呼ばれ、眼病治療の霊薬として信仰されています。また6〜7月頃はあじさいの花が見頃です。 (写真は、柳谷観音「楊谷寺」… 2004.2.2) |
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独鈷水(おこうずい)の由来 |
弘法大師さんの井戸が目に効くとのことで遠くからお詣りに訪れる人がいます。或る時、堂の傍らの巌窟の溜り水のそばに、親子の猿を見つけよく見ると盲目の小猿の眼を親猿が一生懸命洗っていました。それから猿の親子は毎日やって来て同じ動作を繰り返していたが、十七日目に小猿の眼はパッチリと開き、親猿と共に嬉々として山に去って行きました。大師はこの光景を見て、その不思議な湧き水を、眼病に悩む人々の為に霊験効かなる霊水にしようと決意され、日夜加持祈祷を施し、独鈷でもって深く掘り拡げ、十七日目の満願の日には、明眼利生、眼病平癒の霊水に成就されたのであります。 |
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