黄檗山「萬福寺」
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萬福寺「大雄宝殿(本堂)」の本尊「釈迦牟尼仏」

宇治「黄檗山・萬福寺」

 

黄檗山・萬福寺は、1654年(江戸時代)に来日し明の隠元禅師が伝えた黄檗宗の総本山中国の黄檗山万福寺を見本とし、建物や彫刻などすべてが中国風です。全体を見ると龍の形をしているという。境内二十三の建物はすべて回廊でつながれており山門には隠元禅師書の「萬福寺」の扁額が懸かり、その先の天王殿では日本最古の都七福神の本尊布袋尊(弥勒菩薩の化身)が迎えてくれます。 

(写真は、萬福寺「大雄宝殿(本堂)」… 2007.2.10)

黄檗山「萬福寺」のHPは、http://www.obakusan.or.jp/


 

   |都七福神まいりゑびす神社満福寺革堂六波羅蜜羅松ヶ崎大黒天赤山禅院東寺

 

都七福神まいり

 

三門には隠元禅師書の「萬福寺」の扁額 天王殿では日本最古の都七福神の本尊布袋尊(弥勒菩薩の化身)
法堂「巡照板と勾欄」 開版・魚梛(かいぱん)

開版・魚梛(かいぱん)と巡照板

 

開版・魚梛(かいぱん)は、斎堂前にある魚板で木魚の原型になっているものです。 時を報ずるため今も使われています。 黄檗山の一日は朝の巡照板によって始まり、夜の巡照板で終わります。 ここで修行する雲水(修行僧)が正覚をめざして精進を誓い、自覚を促すため巡照板を打ち鳴らして各寮舎を回ります。 開山堂・法堂正面の勾欄は卍及び卍くずしの文様になっています。

       布袋尊

 

       中国・唐の時代に実在した僧契此がルーツとされ、中国では弥勒菩薩の化現として信仰されています。 

京阪「四条駅」・JR・京阪「黄檗駅」下車
宇治市五ケ庄三番割34 TEL 0774-32-3900



 

総門
天王殿
布袋尊(弥勒菩薩の化身)
雲版は、朝と昼の食事と朝課の時に打つものです。(青銅製) 回廊の途中に吊るされている雲文梵鐘「合山鐘」
開山堂 普茶料理 睡蓮「双頭蓮」

普茶料理

 

「普茶」とは、普く多数の人にお茶を差し上げると言う意味で、お寺での行事について協議や打ち合わせの時に、茶礼という儀式を行い、その後の謝茶(慰労会)で出される中国風精進料理のこと。 宗祖隠元禅師が中国から伝えた精進料理で三百数十年の伝統と風味、新鮮な素材、季節の野菜を使い、高タンパクで低カロリーな萬福寺ならではの料理です。 (注)普茶料理コースは、7,350円と5,250円、普茶弁当は、3,150円。「電話予約が必要です」




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