■ | あだし野 念仏寺 |
約1100年前、弘法大師が五智山如来寺を開創され、その後、法然上人の常念仏道場となり、現在、華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属する。 この地は古来より葬送の地で、初めは風葬であったが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所である。 境内に奉る多くの石仏・石塔は往古あだしの一帯に葬られた人々のお墓である。 何百年という歳月を経て無縁仏と化し、あだしのの山野に散乱埋没したいた。 明治中期に地元の人々の協力を得て集め、釈尊宝塔説法を聴く人々になぞらえ配列安祀してある。 賽の河原に模して「西院の河原」と名付けられた。(写真は、念仏寺 「千灯供養」… 2009.8.24 ) |
■ | 千灯供養 |
千灯供養 (せんとうくよう)は、毎年8月23日〜8月24日の地蔵盆の夕刻、境内祭られた約 8000体の無縁仏に参拝者が思いを託してロウソクをお供えする行事です。 秋の気配をしのばせた夜風に揺れるともしびに静かに手を合わせた。 | |
● | あだし野念仏寺のHPは、http://www.nenbutsuji.jp/ |