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緑の絨毯を敷きつめた苔寺 「西芳寺」
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聖徳太子の別邸であったものを天平年間(729〜748年)行基が西方寺として改めた。 暦応2年 (1339年) 高僧であり作庭の名手でもあった夢想疎石が庭を整え臨済宗の禅寺として再興した。 西芳寺の庭園は主に上段下段の二段から成っている。 上段は枯山水の庭園で、現在もなお枯滝石組などの石組が残る。 下段は黄金池を中心にした池泉回遊式庭園となっている。 この黄金池は心字池とも呼ばれ、その名の通り心という字の草書体をかたどった池である。 庭園に生息する苔は120種余りで、梅雨時が最も苔の美しい時期です。 (写真は、世界文化遺産 「西芳寺」… 2009.7.19) |