奈良 薬師寺
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勝間田池からの薬師寺遠望
古都奈良の文化財 「薬師寺」
 

薬師寺は「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山です。 天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました。 その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです。 薬師寺の伽藍は独特のスタイルから「薬師寺式伽藍」と呼ばれております。 現在は平成10年よりユネスコ世界遺産に登録されています。

住所:奈良県奈良市西ノ京町457 TEL:0742-33-6001 「拝観料:白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍共通券 大人800円・駐車場500円」 (写真は、勝間田池からの薬師寺遠望… 2009.9.27)




平成3年(1991年)に復元復興された二天王像 「中門」は昭和59年(1984)に西塔に引き続き復興されました。 平成3年(1991年)に復元復興された二天王像
「金堂」昭和51年(1976年)4月に白鳳時代様式の本格的な金堂として復興しました 大講堂は正面41m、奥行20m、高さは約17mあり伽藍最大の建造物です。
月光菩薩 薬師如来 日光菩薩
薬師三尊像「国宝」白鳳時代
  薬師如来のまたの名を医王如来ともいい、医薬兼備の仏様です。 金堂内の白大理石須弥檀[しゅみだん]上に、中央に薬師瑠璃光如来、向かって右に日光菩薩[にっこうぼさつ]、向かって左に月光菩薩[がっこうぼさつ]がお祀りされています。私達の身と心の病気を救ってくださる仏様です。



東塔は本来お釈迦様のお墓を意味します。各層に裳階をつけているため六重に見えますが、三重の塔です。 西塔は昭和56年(1981年)に復興されました。
「東院堂」は、養老年間(717〜724年)に吉備内親王[きびないしんのう]が元明天皇[げんめいてんのう]の冥福を祈り、建立されました。 玄奘三蔵坐像を安置する玄奘塔。 また日本画壇の重鎮、平山郁夫画伯が30年の歳月をかけて完成された大唐西域壁画が特別公開されていました。

世界遺産・古都奈良の文化財「薬師寺」 南大門を出た南に薬師寺を守護する休ケ岡八幡宮があります。 南門
興楽門 薬師如来が座っておられる台座には、奈良時代における世界の文様が集約されています。 鐘楼
回廊 玄奘三蔵院伽藍の「礼門」 紫式部の実

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