■ | 古都奈良の文化財 「薬師寺」 |
薬師寺は「法相宗[ほっそうしゅう]」の大本山です。 天武天皇により発願(680)、持統天皇によって本尊開眼(697)、更に文武天皇の御代に至り、飛鳥の地において堂宇の完成を見ました。 その後、平城遷都(710)に伴い現在地に移されたものです。 薬師寺の伽藍は独特のスタイルから「薬師寺式伽藍」と呼ばれております。 現在は平成10年よりユネスコ世界遺産に登録されています。 住所:奈良県奈良市西ノ京町457 TEL:0742-33-6001 「拝観料:白鳳伽藍・玄奘三蔵院伽藍共通券 大人800円・駐車場500円」 (写真は、勝間田池からの薬師寺遠望… 2009.9.27) |
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■ | 薬師三尊像「国宝」白鳳時代 |
薬師如来のまたの名を医王如来ともいい、医薬兼備の仏様です。 金堂内の白大理石須弥檀[しゅみだん]上に、中央に薬師瑠璃光如来、向かって右に日光菩薩[にっこうぼさつ]、向かって左に月光菩薩[がっこうぼさつ]がお祀りされています。私達の身と心の病気を救ってくださる仏様です。 |