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歴史と伝統が息づく 「飫肥城」
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伊東藩5万1干石の城下町飫肥は、町の中央部に清らかな酒谷川が流れ、男鈴・小松などの山々に囲まれた景観と静かなたたずまいを漂わせます。 また飫肥城・武家屋敷通りなど重要伝統的建造物群保存地区があり、歴史を感じさせてくれる「九州の小京都」と呼ばれています。 取り壊された大手門は昭和53年 (1978年) 7月に樹齢100年の飫肥杉を使用して復元されました。 大手門を下って商家資料館に向かう途中、脇道に入ると澄んだ水の中を泳ぐ、たくさんの鯉を見ることができます。 桜の開花も陽気に誘われてチラホラ咲きでした。 「入場料大人600円」 (写真は、飫肥城「大手門」… 2009.3.20) |
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飫肥城
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飫肥は文明16年 (1484年) の戦い後、豊洲島津家の全盛期をはさんで、伊東家と島津家の間で飫肥の覇権をめぐって合戦が繰り広げられた。 伊東義祐は、飫肥城主島津忠親を破り、念願であった飫肥を奪うが、すぐに島津氏の手に戻り、その後天正15年(1587年)、豊臣秀吉の命により義祐の子・祐兵(すけたけ)が伊東家の居城として賜って以来、明治初期まで280年余り伊藤家は14代にわたって飫肥藩を治めた。 明治6年(1873年)には、飫肥城内の建物全てが取り壊されました。 所在地 : 宮崎県日南市飫肥10-1-2 TEL: 0987-25-4533。 |